生きることは心地よい

ひとことで言うと

本来、生きることは心地よいのです。しかし、大自然向けの本能と文明社会とのギャップによって、埋もれてしまいがちです。ギャップを理解し、幸せを再確認することが必要です。

詳しく言うと

幸せ

幸せは抽象的なものです。具体的な「楽しい」「嬉しい」「心地よい」といった気持ちを元に、湧き上がってくる感情です。(詳しくはこちら

本来は

動物は、心地よいと感じる行動をします。その行動は、生きるための適切な行動になっています。「生きるための適切な行動は何だろう」と頭で考えている訳ではありません。このような仕組みを本能と言います。

誰かがそのように作った訳ではありません。心地よいと感じる行動が、不適切な行動だった動物は、滅んだのです。心地よいと感じる行動が、適切な行動だった動物だけが、生き残ったのです。

心地よい行動の積み重ねで、人は生きています。本来、生きることは心地よいのです。

本能と環境のギャップ

人の本能は、数十万年前の大自然向けのもので、現代の文明社会向けにはできていません。このギャップが苦しさを生み出します。文明社会の中では、人は、本能だけでは幸せになれません。ギャップについて理解することが必要です。(詳しいことは『社会からの苦しみ』『過去にこだわる』『関係付けたがる』を読み返してください)

幸せの再確認

ギャップについて理解しても、生きることの心地よさは埋もれてしまいがちなので、常に再確認が必要です。

遠足で食べた、お弁当のおいしさ。
たくさん運動した後の、一杯の水のおいしさ。
冬の寒い日の、温かいお風呂の気持ちよさ。
晴れた朝の、すがすがしさ。

そんな日常のちょとした心地よさを感じた時に、それが幸せにつながっていることを思い返してください。

次は『愛すること』を読んでください。


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