幸せは抽象的

ひとことで言うと

楽しい行動、嬉しい行動、心地よい行動といった具体的な行動が、「楽しい」「嬉しい」「心地よい」という具体性の高い感情となり、さらにそこから「幸せ」という抽象的な感情となります。

詳しく言うと

人には「楽しい」「嬉しい」「心地よい」といった感情があります。これらの感情は、具体的な行動とつながっています。例えば、スポーツをすると「楽しい」と感じます。人から親切にされると「嬉しい」と感じます。寒い日に温かいお風呂に入ると「心地よい」と感じます。このようなイメージは、多くの人に共通するイメージです。「楽しい」「嬉しい」「心地よい」といった感情は、具体性の高い感情です。

ところが、幸せの形は人それぞれです。すべての幸せに共通する要素はありません。幸せは、漠然としたイメージだけしかない抽象的なものです。これをしたら幸せになれるという具体的な行動はありません。

幸せは、「楽しい」「嬉しい」「心地よい」といった具体性の高い感情を元に、そこから自然と湧き上がってくる抽象的な感情です。「幸せ」と感じたらそれが幸せなのです。

楽しい行動、嬉しい行動、心地よい行動といった具体的な行動が、「楽しい」「嬉しい」「心地よい」という具体性の高い感情となり、さらにそこから「幸せ」という抽象的な感情となります。「幸せ」は後から感じるものです。

本能による幸せ

大自然に由来する本能による幸せは、このような幸せです。次は『生きることは心地よい』を読んでください。


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