天国はあるのでしょうか? ないのでしょうか?
なお、ここで言う天国とは、特定の宗教の用語ではなく、一般的な用語の「死後に行く幸せが約束されている世界」のことです。また、ここで言う死とは「全ての脳機能の不可逆的な喪失」のことです。
天国があるという完全な証明は多分ありません。また、天国がないという完全な証明も多分ありません。どうしたら答えがでるでしょう?
自分は自分、他人は他人
あなたが天国はあると思うなら、 自分でそれを信じていればよいだけです。誰かがあなたに「天国はない」と言ってきたら、その人に証明してもらえばよいのです。(もし、完全に証明されたなら、それを信じればよいだけです)
逆に、あなたが天国はないと思うなら、自分でそれを信じていればよいだけです。誰かがあなたに「天国はある」と言ってきたら、その人に証明してもらえばよいのです。(もし、完全に証明されたなら、それを信じればよいだけです)
他人が何を信じていたとしても、あなたの考えや生活や人生には、まったく影響はありません。
逆に、あなたが、異なる考えの他人を否定する必要はありません。異なる考えの他人の心情を理解できないとしても、否定する必要はありません。否定したいのならば、自分でその根拠を証明しなければなりません。
他人は関係ありません。 自分で信じていればよいだけです。どちらとも証明できないのなら、 証明しなくてよいのです。
(なお、宗教の経典に現代科学と異なる記述があっても、それは経典の誤りまたは比喩的記述かもしれませんが、天国の有無とはまた別の話です)
(なお、天国があると信じても、天国がないと信じても、日々の生活の豊かさや幸せとは無関係です。日常の楽しい、嬉しい、心地よいといった感情は具体的なものです。天国にあるのは抽象的な幸せです。くわしくはこちら)
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